ミステリー小説の選び方。見るべきは3つだけ
基準1: 事件の重さは「人が死ぬかどうか」から決める
ミステリーといっても、殺人事件ばかりではありません。学校や日常の小さな謎を解く「日常の謎」と呼ばれるタイプなら、寝る前に読んでも気分が沈みにくい。一方、孤島や地下施設に閉じ込められる型は緊張感が強く、その分のめり込めます。怖さへの耐性に合わせて、まず入口を決めてください。
基準2: ページ数と登場人物の数を先に見る
初めての1冊で500ページ超、登場人物が10人以上となると、名前を覚えるだけで疲れます。今回の5作は224ページから512ページ。文字中心のKindle本は本文検索が使えることが多く、「この人誰だっけ」となっても初登場の場面へ戻りやすい。人物の多い作品に挑みやすいのは、電子書籍の地味な利点です。
基準3: 驚きの種類だけ知って、中身は調べない
ミステリーの驚きには、犯人当て、トリック、物語の構造そのものがひっくり返る型などがあります。どの型かをぼんやり知るだけなら問題ありませんが、作品名で検索すると、予測変換やレビューの1行目でネタバレを踏みがち。買うと決めたら、それ以上は調べずに読み始めるのが得策です。
それでは5作を見ていきます。