映像化原作の選び方。見るべきは3つだけ
基準1: 映像との「差分」が大きいかどうか
映画は2時間前後に収めるため、脇役の過去や数年単位の時間が省かれがちです。上下巻や600ページ級の原作ほど、観たあとに読む発見は増えます。逆に短い原作は映像との差が小さいぶん、場面を思い出しながら気軽に読み返せるのが良さ。どちらを求めるかで選ぶ本が変わります。
基準2: 長さは「読む場所」から決める
通勤の20分で少しずつ進めるなら、300ページ以下の1冊完結が向きます。休日に腰を据えるなら上下巻でも問題なし。Kindleは厚さを気にせず持ち歩けますが、長編ほど画面の小さいスマホでは目が疲れやすいので、専用端末を考えている人は電子書籍リーダーの比較記事もどうぞ。
基準3: 読後の重さを先に知っておく
映像で結末を知っていても、活字で読むと重さの感じ方は変わります。冤罪や出自といった題材を扱う作品は、寝る前に読むと引きずるという声も少なくありません。気持ちに余裕がない時期は、読後感がやわらかい作品から入るほうが読書は続きます。
それでは5作を見ていきます。